JRA函館競馬はスタンド改修の為、本年は休止中。
夏の函館観光の「隠れた」下支えになっているとされる、函館競
馬が今年開催されないことの影響を懸念する声は、観光事業者
の中には根強い。特に、景気、インフルなどで全国的に観光客の
下ぶれが予測されている中での「競馬」休止だけに、飲食店関係
者への打撃などが最近の市内の休業・廃業ラッシュに拍車をか
けないか。
一都市で競輪・競馬とふたつの公営ギャンブルを抱える数少ない
都市のひとつ函館市。
しかし、前者は市の直営事業、後者がJRAということもあってか、
公営ギャンブルを観光面でどう生かせるかという観点での、自治
体としての総合的な政策提案はかつて聞いたことがない。
夏場に大挙移動してくる、首都圏からの競馬ファン、馬主・調教
師などの主催者側関係者の経済効果、観光への波及効果を数
量的に検証したこともなさそうだ。(そういえば、市内の大型パチ
ンコ店についても経済的な側面からの検証はないに等しい)
競馬をとっても、今回のスタンド改修を機会に、減り続ける競馬フ
ァン人口を反転させるにはなにが必要か、行政も重い腰を上げ
るべきではなかろうか。
方向はずばり、競馬を健全なレジャーとして、再開発することだと
思う。目先の馬券の売り上げ増を追って、いたずらに射幸心を煽
るのではなく、若いヒト、家族連れ、そして観光客もやってくる場
所としての魅力作りを志向して欲しいものだ。
ちなみに、競馬は中央官庁では「農水省」の所管という旧態依
然。市役所の場合にどこが所管部署なのか(あるいは責任部署
がない?)すら判然としない。思い切って観光担当部局に所管さ
せるなど、大英断がほしい。
改修後予想図(JRAサイトから)



by ansund-59
現代版の函館真景